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まつもと市民芸術館の広報誌 刷新し「BATON」に改称

 松本市深志3のまつもと市民芸術館の広報誌『幕があがる。』が、本年度発行分の49号から『BATON(バトン)』と新たに命名され、刷新された。発行回数を年4回から3回に減らし、その分ページ数を増やす。平成16年4月の開館から15年目を迎え、市民が日常生活での豊かさを感じられるような芸術文化の発信を強化していく。

 今月出来上がった広報誌は従来と同じB5判で、ページ数は約20ページ多い52ページになる。同館の串田和美芸術監督が描いたイラストが表紙を飾り、12~18日開催の「信州・まつもと大歌舞伎」の「切られの与三」の特集が組まれた。市民サポーターにも焦点を当てて内容を掘り下げて紹介している。編集は、インタビュー専門文化雑誌を手掛ける東京都内の出版社が担当している。
 タイトルは劇場幕を上下させる舞台装置を意味し、「人の手から人の手に文化の松明をつなげる」意味も込める。巻頭の随想録では、就任4期目の串田監督が「市民たちとの文化的意思疎通のための、或いは感性の交流のための、ささやかだが大切な媒体であり続けたい」とし、全国周知や国内外の地方都市との文化芸術交流を願う。
 広報誌は15年10月から1枚の新聞の体裁で発行が始まり、冊子で年4回発行が定着したのは20号からになる。44号から題字のデザインを変えるなど試行錯誤してきた。
 発行部数は8000部。遠隔地の希望者には有料で郵送もしていて、詳細は公式ホームページで確認できる。