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木曽森林管理署 ストリートビューで遊歩道の画像公開へ

専用機材を背負い、赤沢自然休養林内の遊歩道の撮影をする久保さん

 林野庁木曽森林管理署(上松町正島町)は、インターネット上で、世界中の道路沿いの風景を写真画像で提供するサービス「google(グーグル)ストリートビュー」を活用し、管内の国有林3カ所の遊歩道を公開することを決めた。国有林内の優れた自然景観や魅力を世界中に発信し、外国人観光客の呼び込みにつなげることが目的だ。12日に撮影が始まり、初日は上松町の赤沢自然休養林で森林管理署の4人が重さ約20キロの専用のカメラを背負って散策コースを歩き、撮影に臨んだ。

 15個のカメラで全方向の撮影ができる機材を背負い、休養林内の七つの散策コースのうち、向山、中立、上赤沢の3コース計6・3キロを4時間かけて歩いた。13日も残りのコースを撮影する。
 足の悪い高齢者など、国有林に出掛けるのが難しい人が写真画像を見て散策気分を味わったり、国有林の現在の姿を資料として残したりする狙いもある。担当の森林技術指導官・久保喬之さん(47)は「ストリートビューに公開することで、国内外を問わず大勢の人に訪れてもらいたい。地域振興にもつながれば」と期待していた。
 15日までの日程で、木曽川源流域の木祖村・水木沢天然林や、木曽町福島の西部に広がる城山史跡の森も撮影する。3カ月程度の画像処理が終わり次第、公開される見通しだ。