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まつもと大歌舞伎12日開幕 中心街であす「登城行列」も

 第6回信州・まつもと大歌舞伎が12日、松本市深志3のまつもと市民芸術館で開幕する。同館の串田和美芸術監督が演出と美術を手掛け、歌舞伎役者の中村七之助さん、中村梅枝さんらによる「切られの与三」を上演する。18日まで全8公演を予定し、役者らが町を練る恒例の「登城行列」をはじめ関連のイベントや公演も多彩に町全体で盛り上げていく。

 「切られの与三」は、江戸時代の瀬川如皐が手掛けた「与話情浮名横櫛」を原作とする。長大な芝居のため部分的に取り上げられることが多いものの、今回は上演される機会が少ない場面も含めて構成したという。七之助さんが立役(男役)の主人公・与三郎、梅枝さんが相手役のお富を演じる。
 「登城行列」は10日に行われる。七之助さんをはじめ中村萬太郎さん、笹野高史さんら出演者6人と串田監督が人力車に乗り、みこしや舞台に先導されながら午前11時に本町通りを出発して大名町通りを経て松本城本丸庭園まで進む。午前10時半~正午には周辺道路を含めた交通規制を行い、行列が通過したら段階的に解除する。
 本丸庭園到着後の11時半からは「松本城市民ふれあい座」と銘打ち、出演者らのあいさつなどがある。関連公演を行う桑田天使神楽団による「八岐大蛇」のダイジェスト公演も予定している。参加無料で、いずれも雨天中止。
 本公演の前売り券は各日とも扱いがある。チケットの問い合わせは市民芸術館チケットセンター(電話0263・33・2200=午前10時~午後6時)へ。