政治・経済

和田日銀支店長が着任

 日本銀行松本支店の和田健治新支店長(50)が4日に着任した。記者会見を行い、北京や香港など中華圏に通算10年間勤務した経験を生かし、「中国経済で起きていることを県内企業や金融機関に紹介し、地域経済の発展につなげたい」と抱負を述べた。

 県経済の印象について、製造業の中で電子や自動車関連部品の競争力が高く、非製造業も恵まれた自然環境や観光資源を生かしたサービス業が発展していると分析した。今後の成長に向けて「地域経済の潜在力も高い。自然資源を活用した経済発展が期待される」と述べた。
 中国全土で調査を行った経験から、中国経済について日本ではリスクが過度に意識されがちだが、日本に伝えられていない情報の中に今後のビジネスチャンスにつながる重要な情報があるとした。中国に進出する県内企業も多い中、「実際に目で見たものを整理し、丁寧に伝えていきたい」とした。
 中村康治前支店長は同日付で本店の国際局参事役に着任した。記者会見に同席し、今後の県内経済について人口減少や高齢化など構造的な問題もあるものの、「10年、20年先を見据えて、人材開発や新しい技術への取り組みを進める企業経営者が多く、この方向性が続けば先々は明るい」と期待した。

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