教育・子育て

池田の食育「朝ごはん」から 若者世代へ普及目指す

町保健センターの食育コーナー

 池田町は6月を「食育月間」とし、町内の福祉施設や学校など11施設に食育コーナーを設けた。「朝ごはんを食べよう」をテーマに、朝食を習慣づけ、健やかな生活リズムを身に付けるように呼び掛ける。特に、朝食を毎日食べていない人が多いとみられる小学生から29歳までの各世代に訴えられるよう、簡単にできる朝食レシピの紹介や食に関する読み聞かせ、朝食作り教室の開催など工夫を凝らして取り組む。

 農林水産省が6月を「食育月間」と定めているのに合わせて、町も独自の取り組みを考えた。町を挙げて大々的に取り組むのは初めてとなる。
 4日は、町保健センターで未就園児の親子に保育士が読み聞かせをした。「あさごはんマーチ」を歌った後、パネルシアターでカレー作りの物語を披露し、食べることの楽しさや大切さを伝える絵本などを読み聞かせた。
 ロビーには食育コーナーを設けた。食べ物に関する絵本を自由に読めるように置き、県が小中学生に調査した「朝ごはん事情」をグラフで紹介している。電子レンジを活用した「蒸しサケ」や「チキンライス」のレシピ、町健康福祉課が製作した食育レシピ集も配布する。2歳の長女らと訪れた女性(27)は「分かりやすくて関心が持てる。娘が保育園に行くようになるので食育の意識を高めたい」と話していた。
 町は一昨年に町民を対象にアンケートを実施し、昨年度に食育推進計画をスタートさせた。アンケートで朝食を食べていない子供が多いことが分かり、本年度は「バランスのよい朝食」を重点テーマにした。町子ども・子育て会議委員が具体的な取り組みを考え、共働きの家庭でも実践しやすく、若い世代が関心を持てるような内容で取り組んでいく。
 町内の各団体もそれぞれに活動し、池田・会染両保育園では給食調理員が食育の劇を披露するほか、各小中学校でも保健指導などをする。町健康福祉課の瀧沢祐子さんは「多くの人に関心を持ってもらい各家庭で実践できるように支援したい」と話している。

連載・特集

もっと見る