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運転免許返納者にバス券 好調 塩尻市が2カ月で41人に交付

 塩尻市が本年度に始めた、運転免許証を自主返納した高齢者に地域振興バスの回数券を交付する取り組みが好調だ。2カ月ですでに41人が受け取りに訪れていて、市都市計画課は「予想を上回る申請数になっている」と歓迎する。

 運動能力や判断力の低下した高齢者による交通事故を防止し、運転免許証を返納した後の地域振興バスの利用を促す目的で始めた。中南信運転免許センターや塩尻警察署も協力して周知していて、免許センターで自主返納をしたその足で家族と共に市役所を訪れ、交付を受ける高齢者が多い。
 市に住民登録のある65歳以上の自主返納者が対象で、地域振興バスの回数券3000円分(33回分)を交付する。免許証を返納した際に発行される運転免許取消処分書と写真入りの身分証明書を、市都市計画課に持参する必要がある。
 平成29年度に市内で運転免許証を自主返納した高齢者は、前年度比55・3%増の219人となっている。今後も自主返納者は増えると見込まれ、移動手段としての地域振興バスの利便性向上が一層求められる。

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