連載・特集

2018.6.29 みすず野

 日本は観光立国か、と問われると、近年外国人観光客が増えているとはいえ、そうではないだろう。松本はと言うと、松本城や上高地のおかげで、観光で成り立っている比率は高い。しかし、もっと力を入れれば人を呼び込めるし、細かい配慮も必要だ、と思った◆地域観光振興策を説く、山本幸正さんという方の「観光で地域づくり~旅のプロからのアドバイス」の講演を、松本市内で聴いたからである。山本さんいわく、外国人観光客は中国人の団体から、各国の個人に移ってきているとし、英語が通じる人がほとんどなので、もっと英語の案内を、中町と縄手通り一体のパンフレットを、中町は土・日曜歩行者天国に―などと注文された◆地方と地方、大都市と地方を結ぶ、小型機のチャーターフライトはいま大変有効、とも述べた。折しも県は、県営松本空港の国際チャーター便を本年度、30から40に増便、運航会社への補助金1500万円(20便分)を追加計上する◆国際便のみならず、国内便もチャーターフライトが増える可能性は、十分あるようだ。「現地集合型旅行」「地域限定旅行」の企画も、山本さんは提案していた。