2026.3.7 みすず野
2026/03/07
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光沢のある黄色の花を咲かせ、春の訪れを告げるフクジュソウ。松本市四賀地区の全国有数の群生地できょう、恒例の「福寿草まつり」が開幕する。寒さに負けずけなげに咲き誇り、陽光を浴びて輝く花を見に行こう◆まつりの関係者によると、約1.5ヘクタールに50万株ほどが自生している。決して派手ではない花と、ひなびた景観がマッチして味わいを深くする。写真愛好者がこぞって撮影に訪れるのもうなずける。とっておきの一枚を撮るために、腕自慢たちが気に入った構図を見つけてパチリとやるのもすっかりおなじみの光景となった◆松本市に編入する前の四賀村時代。村民よりもずっと多い観光客が訪れ、村の一大イベントに位置づけられていた。そもそもどうしてまつりが始まったのか。地元の小学生たちが平成3(1991)に現地の雑草を取り除いた。すると翌年から、もともとあったフクジュソウが一面に咲くようになったのがきっかけという◆資源を生かすべく平成6年にまつりが始まった。フクジュソウの株の多さが話題となり人が人を呼んだ。宝の山はどこに眠っているか分からない。足元を見つめる大切さを教わる。



