2026.2.6 みすず野
2026/02/06
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何か頼まれごとをしたら、慎重に検討して、できるならお断りするようにしている。面倒なことは避けたいというより、安請け合いをしたために、かえって迷惑をかけるようなことだけはしたくないと思うから◆思い出すのは大学の夏休みにサークルの仲間から頼まれたリポート。課題だった米国の政治家、ベンジャミン・フランクリンの自伝を読んでまとめた。全く興味のない本を読み、それを1本のリポートにまとめるのは思いのほか苦痛で時間がかかった◆後悔しながら取り組んだ報酬は学食の普段食べているA定食より1ランク上のB定食だったような。その時読み込んだ岩波文庫は、今も手元にある。なによりも残念なことに、リポートの評価は良くなかった。それ以来多くの頼まれごとは、たわいないことでもできるだけ断ってきた◆真冬の衆院選はきょう、明日を残すだけ。解散から慌ただしい日程だったが、選挙公報に続き、投票所の入場券が届いた。公報に載る候補者の公約は、有権者との約束。その実現を願い、思いを託して1票を行使するのだから、当選後、面倒なことは避けたい、というわけにはいかないのである。



