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2025年

2026.1.11 みすず野

2026/01/11
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 住宅事情も個性化して正月に鏡餅を飾るお宅、今はどれくらいあるのだろう。筆者は実家暮らしのころは飾っていた。結婚を機に団地住まいとなり飾らなくなった。その後、建てた家に床の間や神棚がなく、飾ることは引き続きなかった。こんな話をするのは1月11日が鏡開きだから◆年神様に供えた鏡餅を小さく割って、お汁粉などにして食べる。『366日記念日事典』によると、もともとは武家社会の行事で、よろいやかぶとに供えた餅を雑煮などにして食べて「具足開き」といった。武家の行事で、刃物で切ると切腹が連想されるため、手や木づちで割ったそうだ◆餅といえば、昨秋に伺った上棟式。松本市内の建築業者がモデルハウスを建設し、伝統行事を楽しんでもらおうと餅まきをした。餅を拾う人たちの歓声を思い出す。喜寿の男性は「懐かしくて楽しかった」と笑みを満面にたたえていた◆子供のころ祖父や祖母に餅を食べると粘り強くなるからと、たくさん食べるように勧められた。現状にあるのは言うことを聞かずあまり食べなかったからだろうか。鏡餅には年神様の力が宿っているとされる。おこぼれに預かりたい。

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