2026.1.5みすず野
2026/01/05
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「異文化体験 身近でも」との見出しで、元日号に「中国語講座10年の歩み」の記事が載った。松本日中友好協会が開いている中国語講座が10年目を迎えるという内容。入門、初級、中級の3クラスを開講しているという◆30年ほど前、協会の中国訪問を同行取材した。通訳は同行したが、会員の中に抜群に中国語の達者な中年の男性がいた。現地の企業に長く勤務されていたか、あるいは語学教室の講師ではないかと思っていた◆8泊9日の日程の中で現地の人と会話を交わし、食事の注文でも会員の細かな要望を的確に伝えるなど、その優れた語学力を何度も見せられた。それが中国語を学んだのは公民館の講座で、専門的な学校に通ったことはないと聞き、思わず本当ですかと聞き返した◆ジャーナリストで中国語関係の著書がある新井一二三さんは、ざっと10億人がこの言語を使っていて、このことは中国語を学ぼうという人には間違いなくグッドニュースだという。なぜなら「難しい言語だったら、十億以上もの人が話せるわけはないから」(『中国語は楽しい』ちくま新書)だと。新年を機に中国語を学ぶ人が増えるかもしれない。




