2025.10.13 みすず野
2025/10/13
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新米を食べる。炊きたてだ。うまくないわけがない。今年もなんとか収穫にこぎつけた。白く輝く米の一粒一粒を見ながら、米作りのあれこれを思い出す。厳しい暑さには苦しめられたが、稲にはよかったようで、わらの丈が長い◆田植えは雨が降っても作業ができるが、稲刈りと脱穀は泣かされる。9月中旬以降の天候はそれまでの晴天続きから雨の日が増えた。土日に作業を予定していても、雨だと作業を見送らざるを得ない。なんとか日程をやりくりして、出勤前にも作業をするなどしたから新米を味わえるが、周囲の多くははぜ掛けのままだった。この連休で作業が進んだだろうか◆耕作している田は1枚だが一通りの農機具は必要だ。トラクター、田植機、稲刈り機、脱穀機。トラクター以外は1日しか使わない。周囲もそういう人ばかり。それならレンタルすればいいのか。作業は皆同じ時期に集中する。それだけの農機具を抱えられるレンタル業者などいない◆この頃作業が体にこたえる。ここ2年で肥料や農薬の値段が大幅に上がった。市販の米を買った方が安いのかも。それでも汗水流して手にする収穫の喜びはまだ手放せない。