教育・子育て

坂井小学校に給食棟新設へ 32年度稼働、聖南中の調理も視野に

 筑北村は、筑北、坂井両小学校を統合する平成32年度の稼働を目指して、坂井小の敷地内に給食棟の新設を計画している。坂井小の校舎は統合後の新しい小学校の校舎となるため、給食棟の新設によって今ある校舎内の給食室より50食多い200食を調理できるようにする。将来的には聖南中学校の給食も賄えるように共同調理場の機能を持たせる方針だ。

 村は、村議会6月定例会に提出する本年度一般会計補正予算案に給食棟の設計委託料1300万円を計上する方針だ。給食棟は、今ある給食室に近い校庭に独立した形で建設したいという。
 昨年10月の村長選で再選した関川芳男村長は聖南中の給食棟を増改築する形で共同調理場を建設する公約を掲げていたが、村教委のこれまでの調査で、給食の時間が中学校より早く、提供食数の多い小学校側に建設した方が調理・輸送面も含めて効率的に運営できることが分かり、坂井小の敷地内に給食棟を新設する計画に切り替えた。
 給食棟は当面、統合小の給食のみを作る。中学校は将来、自校給食の形でなくなるが、児童・生徒数の減少が見込まれる中、施設を集約することで人件費を抑えつつ、子供たちに安心安全な給食を提供できる態勢づくりを目指す。
 坂井小の給食室を増改築する場合は新築より費用がかさみ、工事中は弁当持参など保護者の負担が増えるため、新築を決めた。
 関川村長は「当初は工事がしやすくて敷地も確保できる(聖南中給食棟増改築を)提案していたが、子供たちにより安心・安全で温かい給食を食べてもらうにはやむを得ないと判断した」と話している。